Youthful Days

[lch1989720]

にわか雨(あめ)が通(とお)り過(す)ぎてった午後(ごご)に
水溜(みずたま)りは空(そら)を映(うつ)し出(だ)している
二(ふた)つの車輪(しゃりん)で僕(ぼく)らそれに飛(と)びこんだ

羽(はね)のようにひろがって 水(みず)しぶきが上(うえ)がって
君(きみ)は笑(わら)う惡戲(いたずら)に　にやにやと
僕(ぼく)も笑(わら)う声(こえ)をあげ　げらげらと

歪(ゆがむ)んだ景色(けしき)にとりかこまれても
君(きみ)を抱(だ)いたら不安(ふあん)は姿(すがた)を消(け)すんだ

胸(むね)の鐘(かね)の音(おと)を鳴(な)らしてよ　壞(こわ)れるほどの抱擁(ほうよう)とキスで
あらわに心(こころ)をさらしてよ　ずっと二人(ふたり)で居(い)られたらいい

サボテンが赤(あか)い花(はな)をつけたよといって
急(いそ)いでおいでって僕(ぼく)に催促(さいそく)をする
何回(なんかい)も繰(く)り返(かえ)し僕(ぼく)ら乾杯(かんぱい)をしたんだ

だけど朝(あさ)になって花(はな)は萎(しお)れてしまって
君(きみ)の指(ゆび)　花(はな)びらをなでてんだろう
僕(ぼく)は思(おも)うそのしぐさセクスィーだと

表通(おもてととお)りには　花(はな)もないくせに
とげが多(おお)いから油斷(ゆだん)していると刺(さ)さるや

胸(むね)の鐘(かね)の音(おと)を鳴(な)らしてよ　切(せつ)ないほどの抱擁(ほうよう)とキスで
乾(かわ)いた心(こころ)を濡(ぬ)らしてよ　ただ二人(ふたり)で居(い)られたらいい

生臭(なまぐさ)くて　柔(やわ)らかい
溫(ぬく)もりを抱(だ)きしめる時(とき)

I got back youthful days
I got back youthful days

くすぐったい樣(よう)な乱暴(らんぼう)に君(きみ)の本能(ほんおう)が應(お)じている時(とき)
I got back youthful days
I got back youthful days

狂(くる)った思(おも)いや感情(かんじょう)に　もう名前(なまえ)なんて無(な)くて良(よ)いんだよ
I got back youthful days
I got back youthful days
日常(にちじょう)が押(お)し殺(ころ)してきた剥(む)き出(だ)しの自分(じぶん)の感情(かんじょう)を
繋(つな)いだ手(て)を　放(はな)さないでよ
腐敗(ふはい)のムードをかわして明日(あす)を奪(うば)うんだ

胸(むね)の鐘(かね)の音(おと)を鳴(な)らしてよ
壞(こわ)れる程(ほど)の抱擁(ほうよう)とキスで
露(あらない)に心(こころ)をさらしてよ
ずっと二人(ふたり)でいられたらいい
いつも二人(ふたり)でいられたらいい